お母さんのお弁当とCAVE GIRLS

私も、今、毎朝、お弁当を作っています。

アメリカにいても、ドカベンです。超和風のお弁当です。

こっちに来た頃は、みんながお弁当をジロジロみたり、

くさい、と、言われたり、質問されたり、で、持っていくのをいやがっていた子どもたちです。

でも、 公立の学校の給食はもっと嫌だったようで、全粒粉のパンのサンドイッチにしたり、

魚は入れないようにしたり、できるだけ、アメリカの子どもたちにも想像できやすいようなおかずにしたものでした。

今の毎日のお弁当は、ごはん半分におかず、4種類。

いろどりも考える。栄養のバランスも考える。

昨日の残りものも、上手に変化させながら、ドカベンを詰めます。

時々、カフェテリアのランチをオーダーしたい、と、言うので、月に2回は、ドカベン屋も閉店します。

ちょっと、うれしかったりする(笑)

朝のバタバタが減るもんね。


私の頃のお弁当と、最近のお弁当は、だいぶ見た目が変わりました。

緑の生の葉野菜が入ってたり、たこウインナーが入ってたり、キャラ弁なんて、

考えられなかった。


でも、ふと思い出した。

お母さんのお弁当は、覚えてる。

うちのお母さんのお弁当の色は、なんだか色が地味で、華やかさは全くなかった。

友達のは、色とりどりだし、たこウインナーも入ってたから、

それを恥ずかしいと思ったこともありました。

でも、今、自分が、栄養のことや、食べることをいろいろ勉強してきて、ふと思い出すと、

お母さんは、栄養のことなんか勉強してなかったけど、お弁当の中で、栄養素はそろってたってこと。


CAVE GIRLSは、そこを目指しています。

机に座って、講義を聞いて、むずかしい単語や、体のしくみを習うことは悪いことじゃない。誰かに教えたいのであれば。

私だって、躍起になって勉強したことある。


でも、じゃあ、何を食べたらいいの?

どうやって食べたらいいの? 子どもには何食べさせたらいいの?

飲み過ぎのパパはどうしたらいいの?

って、疑問は誰でもあるでしょう??


そこのところのほうが大事かな、と、思うわけです。

私も、そう、気づいた日があったわけです。


データも理論も数値も、もちろん、大事。


けど、体が喜ぶために、お弁当箱の中に何を入れて、ダイニングテーブルにの上に何を並べるか、の、ほうが大事なんじゃないかな。

お母さんのお弁当、絶対、忘れないでしょう??

自分が母親になって、時々は、じゃまくさいなと思いながら作っていても、

たとえ、それが、簡単なものでも、いろどりがよくなくても、

家族って、ずっと覚えているもの。

引き継がれていくもの。

記憶の中に思い出として残るもの。


CAVE GIRLSと一緒に・・・

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