CAVE GIRLS Philosophy
主人の仕事の理由でアメリカに来ました。
英語がまったく話せないティーンエージャーの子ども2人の最初の2年は、ほんとに大変でした。
上の子はアトピーがありました。
日本にいるときは、うまくつきあえていたのに、環境や気候の変化によるストレスで、それはそれはひどいことになり、シーツは血だらけ、かゆくて眠れない。 日本人の友達が誘ってくれて、遊びにいったら、「汚いな」と言われ、布団を借りれず、バスタオルにくるまって震えながら寝たと聞きました。
病院にも連れて行きましたが、アメリカの薬の濃度が高いのと、量が多いのに、驚き、塗ったり、飲ませてりすることに躊躇しました。
私は薬剤師免許を持っています。
大学を卒業後、夢を持って、薬剤師になりました。
でも、同じ年で仲良しだった患者さんが、28歳で乳がんで亡くなりました。
大好きだった父も、がんでなくなりました。
この世界は、私には耐えられないと思い、別の道を選びました。
消費財メーカーの研究開発を経て、広告代理店で働き、製薬会社の健康食品系の新製品開発やマーケティングの仕事をしました。いろいろ体のことや、薬のことを思い出さなければいけませんでした。
あまりにも薬や、体のしくみを覚えていないことや、新しい薬が世の中に入っていることに気づき、やるならば本場のアメリカのものを、と、思い、ポーリング博士の分子整合栄養医学とアンドルー・ワイル博士の栄養理論を勉強しました。
会社を退職したあと、そのおかげでコンサルティングの仕事やセミナーの仕事をしました。
たくさんのクライアントさんが元気になるのを見ることは、この上ない幸せでした。
でも、アメリカに来た頃の上の子のアトピーはどうしようもできなかったのです。
くやしくてくやしくて、アメリカで新しい栄養の考え方や理論を、また、勉強しました。
たくさん、本も読みました。食事を変えました。抜本から変えていきました。
薬のお世話にもならず、ステロイドクリームも塗らず、9ヶ月でみーーーんななくなりました。食べ物の力を再確認した「時」でした。
アメリカに来たあとも、おともだちや、紹介していただいたクライアントさんのコンサルティングは、メールで続けてきました。
冷え、生理前症候群、便秘、貧血、疲れなどに悩む人がなんでこんなに多いんだろう。
悩んでいるのに、「でも、みんな持ってるよね」と、済ませているのはなぜだろう。
アメリカに来てからの3年の間に、がんになった日本にいる知り合いは、5人います。私のまわりだけで、3年で5人もいるんです。
不思議なことに、アメリカではがんを克服する人の割合が増えてきました。
日本はまだ、上昇しています。これはなぜ??
不快な症状も病気も「食べるもの」で変えることができるのに・・・
そこから、CAVE GIRLSを始めようと考えたのです。
基本は、先住民の食べ方に沿っています。だから、「CAVE GIRLS」という名前にしました。
体の不調をほっておかないで、薬のお世話にならない人生を送るために。
自分で自分の体を元気にして、バリバリ、生き生きと毎日を過ごせるように。
自分の家のキッチンで、自分でできて、それはそんなにむずかしいことではないということがシェアできたらな。それが、CAVE GIRLSの願いです。